2019年5月19日日曜日

tribe(というsaga)

LGBTQ(Qっていつから入ったんや?それなら「Q」だけでもよさそなもんやのに・・)の世界は、いっときgender関連のグループをやってたこともあって、ふつうに身のまわりにあって決して特殊なものだとはおもっていない。けど反面、決して自分が彼らを代弁できるなどと畏れ多い立場だとも思っていない。
だけど、現実には性自認が生物学的性別と一致し性指向はヘテロといういちばん退屈なありようでしかない自分が、小説世界のなかではどんな性にもどんな性的指向をもつキャラクターにもなれる。って昔から「ボヴァリー夫人は自分」が小説家なんだし・・という冥利なんだか宿縁なんだか、愉しみつつ苦しみつつ、聞きかじりのことを勝手に解釈して失礼ではないかしらなどとも思いつつ、書いているという次第です。
『佐野和宏の指』は2004年の作品。当時ウェブ上で連作をやりとりしていたさる作家さんにお題をいただいて書いたうちの一作です。ただ、ここで創作した登場人物の一人ひとりにはわりと愛着あり。彼らが生きる街のある時代のsagaを書き継いでいきたいなぁ・・と思いつつ。また、できれば書きます。
ちなみに現実の佐野和宏さんにはふとしたご縁で一度だけ酒席をご一緒させていただいたことがあり(もちろん先方は覚えていらっしゃらないでしょうが) 、ピンク女優の誰某さんに似ているとお誉めの言葉をいただいて舞い上がったことがあります。
(ああ、こういうナルちゃん(現天皇ではない)語りがとめどなくなってしまうのがわたしの悪弊でもありますが・・)
ところで、読んでいただいたみなさまは、この掌編のオチ、わかりました?
いや、書いた本人が、あれ?これってオチどこだっけ?と考えこんでしまった😅
作家本人が忘れてしまうオチって…(爆)

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