2019年12月4日水曜日

セカンド・オピニオン

で、いろいろ信頼できる方々から忠告をいただいたり本を読んだりした末、最初に診察を受けた総合病院とはべつに2つの病院に行って、セカンドオピニオン、サードオピニオンを得ることができた。(最初に行った病院には断らなかったし検査データも持っていかずエコーだけは改めてやったから、厳密にはそう言えないかもしれないけど)。当時の焦点は乳房温存療法ができるかどうかで、最初の医師の見解はステージ( I の最終あたり)と腫瘍の大きさはともかく位置が乳首に近いから無理とのこと。2番目に会いに行った医師は当時関西でこの分野で権威とされていた人で(というわけかtarahineのエコー映像を3人の若い医師から背後で見つめられつつ先生の解説を聞く羽目になったが)、「抗癌剤でまず癌を小さくしてから手術する」という手を提案された。ここがまた思案のしどころで、いろいろ調べるうちtarahineは抗癌剤という治療法はそもそもあかんのではないかという個人的見解を得つつあったのである。あんなもん、そりゃー癌を叩くかもしれないが、同時にからだ全体を痛めつけてしまうやん。癌患者ってむしろそれで弱ってるんとちゃん?それにそのうち抗癌剤に耐性を持ちはじめるんだから結局治療効果というより延命効果しかないんちゃん?(すべてtarahineの個人的見解です。安易に同調しないようにね)。それもあって躊躇したのだが、そもそもtarahineには内分泌系の持病があることをお話ししたところ、「だとしたら、やらない方がいいですね」と。それでもうほぼ方針決定。3番目に会いに行った医師もほぼほぼ同じ意見で結局最初の総合病院に戻ることになった。(後々そこで知り合った・・途中で最初の主治医からバトンタッチした・・乳腺専門の医師が現在もtarahineの主治医になっている。)
ところでその2番目に会いに行った「その分野の権威」の先生だけど、初診予約は普通に取れた(特に誰かの紹介がなければということではなかった)し、「先生のご執刀で手術していただくことは可能ですか?」と尋ねたところ「いついつならいいですよ」とスケジュールを示してくれた(いくらお金を積まないと無理みたいなことはなかった)。それがやっぱりかなり先になるので、最初の病院に戻ったけれど、世上言われているより医学界は情実とかに左右されるということはないようだとわかった次第。

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